Braveと広告ブロックとBATとBrave Creator
published: , updated: 2021-08-25
コロナで騒がしくなってきたころからBraveブラウザが取り上げられてシェアが伸びたのかと思いましたがまだまだのようです。
Market share for mobile, browsers, operating systems and search engines | NetMarketShare https://netmarketshare.com/
私にとっては使わない理由がないブラウザなのですが、これまでの選択では競争に負けてしまうソフトウェアが多くありました。 Braveブラウザには長続きしてほしい反面、シェアが拡大すると問題が起きそうな気もします。
そこで今回は意外と知られていないかもしれないので改めましてBrave ブラウザ
BraveブラウザはChromiumベースのブラウザ
InternetExplorerを捨てたMicrosoft Edgeと同じですが、変わっているのは中の人がMozilla経由なのでいい具合だと思ってます。
Brave 1.0ができるまで https://brave.com/ja/the-road-to-brave-one-dot-zero/
- カラーがMozillaです
- 開発リリースが似てる Beta, Nightly
- TorやDuckDuckGoあたり
- ChromiumベースでChrome拡張機能が使える
いろんなサイトを見る人に最適
Braveブラウザの利点はデフォルトでトラッキングを排除する仕組みです。 そのため様々なサイトを閲覧する人にはデフォルトで最適なブラウザになります。拡張機能はChromeと同じものが使えますが拡張機能が少ないほど軽快で問題は起こりにくいはずです。
シェアが拡大するとどうなるか?
はじめに書いた「問題が起きそう」という発想は嫌なのですが、Braveのシェアが拡大すると単純に考えて広告掲載が減ることになります。
これまでの広告は企業からのお金が広告ネットワークと媒体に分配されます。 ブラウザを通して媒体を閲覧している私たちユーザーは邪魔と感じながらサイトを閲覧します。 広告ネットワークは関連性を強化しながら広告成果を上げるための工夫をしました。 媒体は広告収入を得るためにサイトを充実するための記事、検索エンジン対策などしてきました。
しかし、広告ネットワークの広告掲載やトラッキングが無くなると媒体は収益が減ります。
そこでBraveではプッシュ通知の広告により閲覧ユーザーがトークン(BAT)を獲得することができ、且つ獲得したトークンを支援に使うことができます(Breve Rewards)。これは広告やトラッキング、検索結果の問題をどうにかしようとしていることを感じ取ることができます。
サイトを支援(投げ銭する)
もちろん Brave Rewardsは広告(Brave Ads)を利用しないこともできますが、このシステムを利用して少しネットの未来を創造してほしいと思う。支援を受けるためにはBreve Creatorに登録します。サービス単位で投げ銭のような仕組みはありましたがユーザーが関与できる広告の枠組みはチャレンジであり行末が気になるところです。これまでも応援しているサイトだから広告をクリックするという奇特な方もいましたが、コンテンツを見極め寛容な関与で支援することができるようにしたいです。つまり、まとめるとBraveブラウザのシェアが急に増えるとGoogleからイジメられないか心配しています。