SEPTEMBER 1993 NO.23 CUT
INTERNATIONAL INTERVIEW MAGAZINE
published: , updated: 2025-04-20
ヒッピー、サイケ、時代が夢見ていたもの

Born to be wild
- PETER FONDA
ピーター・フォンダ - DENNIS HOPPER
デニス・ホッパー - TIMOTHY LEARY
ティモシー・リアリー - JANIS JOPLIN
ジャニス・ジョップリン - JIMI HENDRIX
ジミ・ヘンドリックス - PRTE TOWNSHEND
ピート・タウンゼンド - CUT PHOTOGRAPHY
- TOPICS
- DAVID BOWIE
デビッド・ボウイ - SUEDE : スウェード
- TADANORI YOKOO
横尾忠則 - 連載
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93年は、2020年の27年前になりますが、93年の時点で27年前は1966年になります。同じような時をさかのぼったことになります。経験したことのない時代を振り返る記事なのですが、改めて読むには重厚すぎてフォントサイズが小さいインタビュー記事です。この特集の導入は以下のように始まります。
1969年、ウッドストックというニューヨーク郊外の街に40万人もの人が集まり、コンサートが3日間に渡って行われたとき、ひょっとすると世界は変わるのでは、と人々は思った。〜略〜 当時夢見られていたものは何かを探り、それが今にどう受け継がれているのかを考えた。
よくわからない時代のことですから、ピーター・フォンダとデニス・ホッパーの記事は読み応えあるのですが、この年代は良い意味でも悪い意味でも強欲な印象があります。全体的に懐古的でちょっと湿っぽいです。
その反面、雑誌発売当時には関心がなかったと思われる「ティモシー・リアリー」のインタビュー記事が未来予知でおもしろい。
ティモシー・リアリー
全部、書き出したいところです。この手のインタビュー記事がネット上のどこかにあれば是非読んでいただきたい。
ティモシー・リアリーについては Wiki などでもご確認いただきたい。
記事からテンション高めな感じが伝わってきます。AIと言われる昨今ですが15年前に読み直していたら、現在の立場は違っていたかもしれない。変化が早い時代ですが芽が出てくるものは、なんらかの形ですでに種が蒔かれている。
ジャニス・ジョップリン
ジャニスについては様々取り上げられていますので、とにかくモンタレー・ポップ・フェスティバルを何度でも見たい。映画館で上映してほしい。
読み直した結果、この号は捨てることはできない。